てぃーだブログ › 株式会社沖電子の営業スタッフブログ › 勘定奉行 › 勘定奉行で決算整理仕訳を通常の仕訳と区別する場合には、どのようにすればよいか。

2014年05月30日

勘定奉行で決算整理仕訳を通常の仕訳と区別する場合には、どのようにすればよいか。

3月決算のお客様は、もう落ち着きましたでしょうか?
本日の記事は決算の時によくあるお問い合わせの一つをご紹介したいと思います。もう終わってしまったーという方は来年試してみてください(笑)


「決算時に発生する、棚卸や消費税の精算伝票などの取引について、「日常仕訳」とは区別して、「整理仕訳」として起票をしたい。」
日常仕訳と区別して整理仕訳を登録する場合は、事前設定と仕訳登録時での処理、帳票出力時の処理が必要です。

●事前に、「整理仕訳」の管理方法を設定します。
1.[導入処理]-[会計期間設定]-[会計期間設定]メニューを起動します。
2.[伝票設定]ページの [整理仕訳の管理方法] 設定を、「日常仕訳と区別する」に変更します。
3.[整理仕訳の登録]で、「年度末に登録」「中間決算と年度末に登録」「四半期決算ごとに登録」のうち、いつ整理仕訳を登録するのかを設定して、登録します。
勘定奉行で決算整理仕訳を通常の仕訳と区別する場合には、どのようにすればよいか。

●仕訳伝票入力メニューで、「整理仕訳」を指定します。
1.伝票日付を入力して、伝票日付入力欄の状態からF7[整理区分]ボタンをクリックします。
2.入力した伝票日付に応じて、「日常仕訳」以外に「整理仕訳」「振戻仕訳」が選択できますので、区別したい整理仕訳の区分を選択します。
3.その他、仕訳伝票の入力に関する基本操作は、「日常仕訳」と全く同じです。
整理仕訳選択
※「整理仕訳」と「振戻仕訳」の違い
例えば、会計期首が4月の場合、中間決算用の整理仕訳は9月に入力します。つまり、9月の伝票日付が入力されている状態で、「整理仕訳」が選択できます。続いて、中間決算の仕訳を振り戻す仕訳は、10月に入力します。つまり、10月の伝票日付が入力されている状態で、「振戻仕訳」が選択できます。


●各種帳票メニューで、「整理仕訳」を区別した集計をします。
帳票メニューで、集計期間を選択することにより、「整理仕訳」や「振戻仕訳」を含めた集計ができます。例えば、会計期首が4月の場合、4月~9月までと中間整理月の仕訳を全て含めた集計をするには、期首振戻仕訳~9月整理仕訳までの期間で集計します。
※「整理仕訳」や「振戻仕訳」だけを除外して集計したい場合は、[整理仕訳の集計条件] で、「振戻仕訳・整理仕訳を集計しない」にチェックを入れて集計します。

以上の方法で整理仕訳を使用し、日常の仕訳と区別して管理できます。


沖縄県内のお客様で出張サポートをご希望のお客様はお気軽にご相談ください。
沖縄県内で勘定奉行の事なら
株式会社沖電子
営業部 奉行担当までお問い合わせ下さい。
http://www.okid.co.jp/
TEL:098-860-3839
Mail:こちらから

奉行シリーズやその他システムに関するご相談承っております!
お気軽にお問い合わせ下さい!!



同じカテゴリー(勘定奉行)の記事

Posted by 株式会社沖電子 at 17:58│Comments(0)勘定奉行
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。